梅雨に落ち着かない理由は、
うまく言葉にできないまま、体の中に残っているのかもしれない。
朝の空気が、少し軽くなっている。
窓を開けると、やわらかい風が入ってきて、
光も春のころより、少しだけ強くなっている。
外の景色は、もう春の先にある。
それなのに、
気持ちだけが、まだそこまで届いていない。
こんな感じ、ありませんか?
明るくなってきたはずなのに、
どこかすっきりしない。
軽くなりきらないまま、
少しだけ重さが残っている。
梅雨に近づくころ、
空気がゆっくり重くなっていく。
晴れている日でも、
どこか湿り気が残っていて、
肌にまとわりつくような感じ。
その中にいると、
体より先に、気持ちのほうが止まる。
私もこの時期、
朝から動こうとしても、うまく流れに乗れない日がある。
何かが悪いわけじゃない。

梅雨に落ち着かない理由
ただ、外の変化に対して、
内側が少し遅れているだけ。
これも、梅雨に落ち着かない理由のひとつなのかもしれない。
そう思うようになってから、
無理に整えようとするのをやめた。
雨が続く日は、
部屋の中の空気だけ、少し動かす。
除湿をつけてみたり、
扇風機をゆっくり回してみたり。
それだけで、
止まっていた感じが、少しだけ流れはじめる。
光が足りない日は、
部屋の明るさをほんの少し上げる。
外に合わせるんじゃなくて、
自分の中の重さに、少しだけ手を添える。
それくらいで、ちょうどいい。
整っていないわけじゃない。
まだ、途中にいるだけ。
少し遅れているように感じる日があっても、
ちゃんと同じ季節の中にいる。
そう思えると、
少しだけ安心できる気がする。
そのままでいい日も、あっていいのかもしれない。

